
政府の規制緩和により職種も随分と広がった派遣業界ですが、賢く利用するためにどのようなところにポイントを置けばよいのでしょうか?
派遣社員の給与は、派遣先ではなく登録した派遣会社から支給されます。そのほとんどは、時給制であり、支払日は派遣会社によって異なります。時給は、職種やスキルによって様々であり、専門的な知識を要する職種であれば高時給となることもあります。しかし、一般的な事務職でもアルバイトやパートに比べると時給がよい所は、人材派遣のメリットと言えます。交通費は派遣会社によって支給される所とない所があります。ない場合は、時給を高めに設定して交通費を含めている場合もあります。残業は、正社員に比べると少ないものですが、もしあるとすれば「残業は時給の25%、休日出勤は35%、深夜労働(午後10時〜翌朝5時まで)は50%の手当」が付くことになっています。派遣社員の場合は時給換算となるため、正社員に比べて残業代は確実にもらえます。
休暇は通常、「派遣先の企業の休日」が休暇となります。有給休暇も、『6ヶ月継続勤務し、80%以上働く』という条件をクリアしていれば、勤務開始日の6ヵ月後から「10日間」の有給休暇を取得することができます。その後は1年ごとに新たな有給休暇が増え、1〜2日ずつ加算され最高20日まで取得できます。これは、雇用契約が1ヶ月や3ヶ月であっても、同じ派遣会社との契約を繰り返し6ヶ月以上継続している場合は、同様に有給休暇の取得が可能です。
派遣社員も正社員と同じく、社会保険に加入できます。こちらは『2ヶ月以上の契約期間で、労働日数・時間が一般従業員の3/4以上』であれば、厚生年金と健康保険の加入が可能です。健康保険や厚生年金保険は病気や事故、または老後の生活の備えとして保険料は労使双方が負担するものですが、「安心の備え」という観点からぜひとも加入しておきたいものです。
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